結婚相談所で活動していくと、お見合い後は、『仮交際』と『真剣交際』2種類の交際期間があります。
仮交際では、複数人と交際が可能なため、真剣交際に進むまではお試し期間として、お互いを知っていく大切な時間になります。
そこで今回は、仮交際とはどんな仕組みで、どんなことを確認していけばいいのかご紹介していきます。
結婚相談所『マリレポお見合い紹介所』仲人の袴田です。
現在27歳のため、同世代の20代後半女性の婚活をサポートします✨
結婚相談所に興味あるけど、どんなシステム?と疑問を持つ方向けに、結婚相談所の内容について発信していきます!
・仮交際ってどんな仕組みなの?
・仮交際と真剣交際の違いがわからない
・結婚相談所に興味はあるけど、どういう風に婚活を進めていくのか想像がつかない
結婚相談所の仮交際は一般的な付き合うとは違う
結婚相談所へご入会される前に仮交際と言葉を聞いても、想像がつかない方も多いかと思います。
結婚相談所でいう仮交際とはお試し期間であり、一般的な自然恋愛で行う交際(付き合う)とは別で、複数交際が認められています。
では、仮交際の仕組みについて、詳しく解説していきます。
お見合い後にもう1度会いたければ仮交際スタート
結婚相談所では、気になるお相手を探して(検索して)、お会いしたい方がいたらお見合い(初回デート)をお申込みします。(又は、相手から申し込まれます)
お互いが、お見合いを承諾したら、初回デート(1時間程度)をします。
お見合い終了後、結果を直接相手に伝えず、各担当仲人さんにもう一度会いたいか報告をします。
お見合い後、同じお相手ともう一度会いたいと双方が思った場合に、仮交際がスタートします。
仮交際がスタートしたら、連絡先とフルネームを仲人から伝えられます。(お見合いまでは苗字のみしか知らされません)
複数人との交際が可能
結婚相談所の仮交際では、冒頭でもお伝えした通り、複数人と交際が可能です。
複数人の交際が可能とともに、引き続き新規のお見合いも可能なため、効率的に婚活を進めていくことが可能です。
仮交際期間は、基本3ヵ月間有効で、この期間内に次のステップである真剣交際(1人に絞る必要有り)か、交際終了か判断をしなければいけません。
おすすめの人数は2~3名まで
仮交際期間は、複数人との交際が可能とお伝えしましたが、無理のない人数に収める必要がございます。
デートは1週間に1回、又は2週間に1回を目安とすると、人数は2~3名がおすすめです。
更に、新規でお見合いを進めていく場合は、仮交際の方とのデート以外にもお見合い時間も必要になるため、多すぎると忙しくなってしまいます。
また、仮交際人数が多すぎると、1人にさける時間も短くなり、連絡頻度も少なくなり、結果として期間内に真剣交際に進めるか見極めることも難しくなってしまいます。
そのため、1人1人をないがしろにしなく、真剣に向き合いながら見極めるためにも、2~3名がおすすめの人数となってきます。
結婚相談所の仮交際期間の注意事項
結婚相談所で仮交際に発展した場合、注意しないといけないポイントがございます。
お相手に直接交際終了を伝えない
結婚相談所で仮交際に発展して、1回目のお見合いは好印象だったのに、デートを重ねていくうちに、やっぱり違うな…と思うことがあると思います。
真剣交際を検討できなく、仮交際を交際終了にしたい場合は、決してお相手に直接お伝えしてはいけません✖
仮交際を終了したい場合は、必ず担当の仲人へ伝えて、仲人⇒相手の仲人、相手の仲人⇒仮交際の相手へと伝わります。
交際が終了したら、連絡先は削除し、相手への連絡を取れない状態にしなければいけません。(相手側も同様です)
1度も会わないのはNG
仮交際に発展後、1度も会わずに交際終了すると、ペナルティ(違約金)が発生してしまいます。
仮交際に発展したら、必ず1回はお会いするようにしましょう。
もし、お相手と中々予定が合わない問題が発生した場合は、一度仲人へ相談をして、会えるようにサポートしてもらうようにしましょう!
スキンシップの有無は各相談所に要確認
仮交際期間中のスキンシップについては、各結婚相談所によってルールが違いますので、担当仲人に事前に確認しておきましょう。
ただ、婚前交渉(性行為)は、成婚退会まではNGとしている結婚相談所が多いです。(既成事実とみなされる、宿泊を伴う旅行や、同棲も含む)
キスや手を繋ぐといったスキンシップも、仮交際期間中は避ける方が無難です。
それぞれのペースがあるため、仮交際でスキンシップを行う場合は、少しリスクが高いです。(お相手が嫌がる可能性も…)
仮交際はあくまでもお試し期間であるため、デートを重ねお相手の中身を知っていく時間として活用をしていきましょう!
真剣交際に至るまでの判断基準は?
では、仮交際期間でどんなことを確認していき、真剣交際への判断材料にしていくべきなのでしょうか。
無理なく一緒に過ごせるか確認
当たり前のことかもしれませんが、一緒に過ごしていく中で無理なく同じ時間を過ごせるか確認しましょう。
最初は、お互いまだ緊張していて、気を遣うことも多いかもしれません。
ですが、何回かデートを重ねた後も、知らず知らずのうちに、気を使っているな…と感じたら、今後の結婚生活を一緒に過ごすことは難しいかもしれません。
無理なく一緒に過ごせるかは、デートを何回か重ねていくうちにわかってくるかと思いますので、判断材料の1つとして考えてみて下さい。
金銭感覚は合うか確認
次に、お互いの金銭感覚が合うかも、結婚生活を考えていく上でとても重要な点になります。
・外食の頻度
・趣味に使う時間とお金
・貯蓄
・投資
など、お金に関連することは、仮交際期間中にデートを重ねていく上で、どういう考えを持っているのか、お金の使い方を見極めていきましょう。
金銭感覚が自分と一緒の方であれば、結婚後もストレスなく過ごせていけるかと思います。
結婚後についてお互いの意見を確認し合う
最後に、より結婚後を想像できるように、結婚後についての意見をお互いに確かめていきましょう。
■住む場所
・関東から離れたくない
・田舎に住みたい
・転勤の可能性がある
■両親・家族について
・同居を考えている
・兄弟について
■借金について
・奨学金やローンになど
・借金がある場合は、どのくらいで返済できるのか
など、結婚を考えていく上で、確認しておきたいことは、仮交際期間に聞いておきましょう。
結婚後も想像ができ、一緒にいて無理なく過ごせる相手が見つかったら、真剣交際をお申込みしましょう!
ただ、真剣交際が成立するまでは、他の仮交際者にお断り連絡をする必要がありません。
そのため、もし真剣交際が不成立でも、一気に候補者がいなくなってしまう心配はないのです!
結婚相談所の仮交際はお互いを知っていくための大切な時間
結婚相談所の仮交際期間は、お互いを知っていく大切な時間のため、上手く活用をしましょう!
お見合いでは、約1時間しかないため、よっぽどのことがない限り、仮交際へ進むことをおすすめします。
1時間では見えてこなかった、良いところも悪いところも仮交際の期間でお互いを知っていき、結婚を考えられるか確かめていきましょう。
仮交際で『この人と結婚を想像できる!』というお相手がいたら、真剣交際をお申込みしましょう。
真剣交際をお申込むタイミングも大事ですので、担当仲人さんに相談しつつ、成婚に向けて頑張りましょう!!